トリートメントやコンディショナーが薄毛を促進させるというのは本当か

ほとんどの女性がシャンプーの際にトリートメントやコンディショナーを使用されていると思います。中にはシャンプーの度にトリートメントをお使いになるという方もおられます。

ここで気になるのがトリートメントやコンディショナーの使い過ぎは薄毛の原因になる、という噂です。この噂は本当なのでしょうか。

髪を洗う際に使用するのがシャンプー剤やコンディショナー、トリートメントです。これらはそれぞれ使用目的が違うことを認識しておかなければなりません。

このためシャンプーやトリートメントの使用方法を間違ってしまうと薄毛を促進させることになりかねません。

シャンプー剤は頭皮と髪の汚れを落とす目的で使用されるものです。そしてシャンプーの後に髪に潤いを与える目的で使用するのがコンディショナーやトリートメントです。

シャンプーをした後コンディショナーやトリートメントを髪に付けますが、この時頭皮にも付けていないでしょうか。

頭皮に付いたコンディショナーやトリートメントはせっかく洗ってきれいにした毛穴を塞いでしまうことになります。

また、髪にトリートメント成分をしっかり浸透させたいと思うあまり、さっと流すだけですすぎを十分に行わない方も多いようです。

これでは毛穴に付いたコンディショナーやトリートメントをしっかり流すことは出来ません。トリートメントやコンディショナーは頭皮に付かないように注意しながら髪の根元から少し離したところに付けるようにいたしましょう。

ロングヘアは薄毛になりやすいという噂は本当か

薄毛に悩む女性は増加の傾向にあります。そのため女性の薄毛に関係する様々な噂がインターネットなどで流れるようになりました。

その中で気になるものにロングヘアは薄毛になりやすい、というものがあります。これは本当なのでしょうか。

答えから先に言うと、ショートヘアよりもロングヘアの方が抜け毛の量が多くなるためウソとは言い切れないということです。

女性の薄毛の原因には様々なものがありますが、実は髪型も薄毛に関係しているのです。髪は長ければ長いほど重くなります。つまり毛穴や毛根にかかる負担は髪が長い方が大きいということです。

毛根に負担がかかり続けると髪は抜けやすくなります。さらにロングヘアはシャンプーやブラッシングの際に指やブラシに絡まって髪自体の重みに加えて引っ張る力が加わるので髪は抜けやすくなります。

抜け毛は1日に100本程度であれば問題はありませんが、200本近くも抜けるようなことがあると全体的に髪のボリュームはダウンしてしまいます。

また、ロングヘアはシャンプーの後、乾かすのに時間がかかるという問題があります。じっくり時間をかけて乾かすことが出来れば良いのですが、時間が短いと完全に乾かしきれなくなります。

そして髪が乾いていない状態で眠ってしまうと頭皮環境が悪くなって雑菌が繁殖しやすくなります。

毛穴に雑菌が入ると炎症を起こして抜け毛が起こり、健康な髪も生えてこなくなります。これらがロングヘアが薄毛になりやすいと言われるものです。

シャンプーは1日に2回しても大丈夫か

女性は臭いに敏感であるなどきれい好きの人が男性よりも多くいらっしゃいます。

中には臭いを気にするあまり1日に2回以上お風呂に入る方もおられます。

薄毛の原因の一つに頭皮の汚れによる毛穴の詰まりがあります。このためシャンプーも1日に2回以上行って頭皮を常に清潔にしておく方が薄毛を予防することになると思われますが、本当はどうなのでしょうか。

皮脂が過剰に分泌されると髪はべた付いて嫌な臭いがすることもあります。これを気にして1日に2回もシャンプーされる方がおられるのですが、実は皮脂の取り過ぎも皮脂の過剰分泌を促す原因になるのです。

皮脂には外部の刺激や雑菌などから肌を守る天然のバリアの役目があります。この皮脂を必要以上に取り過ぎてしまうと肌は外部からの刺激を受けやすくなるだけでなく、雑菌が容易に毛穴に入り込んで炎症を起こす原因にもなります。

また、皮脂が無くなった頭皮は乾燥してひび割れを起こしてフケが大量に発生することにもなります。

さらに乾燥した肌はそれ以上潤いを減らさまいとして皮脂を過剰に分泌させます。このため頭皮は水分が足らない状態なのに皮脂が過剰になるという悪循環を生み出してしまいます。

皮脂の分泌の周期は約24時間と言われています。つまり1日に1回シャンプーを行うだけで十分にきれいな状態を保つことが出来るのです。

それにもかかわらず1日に2回もシャンプーをしてしまうと皮脂の取り過ぎで頭皮トラブルを招きやすくなります。

育毛サロンではどのようなことをするのか

育毛サロンは薄毛治療専門病院とは異なり、薬物による治療は行われません。育毛サロンで基本となるのは頭皮環境を正常に戻して抜け毛を防いで発毛しやすくすることです。どの育毛サロンも基本は同じですが頭皮環境を改善する方法に違いが見られます。

クリエーションへアーズでは、東洋医学に基づく頭皮マッサージを行って血液やリンパ液の流れを促進させます。また天然のエッセンシャルオイルを使用して心と身体をリラックスさせつつ自然治癒力を高める効果を目指しています。そして地肌に優しい人口光線を利用して低下している免疫力のアップを行います。

レディースバイオではスチームやオゾンを頭部に照射することで健康な髪の発育に必要な物質の生成を目指しています。そして丁寧な頭皮マッサージによって血行不良を改善して皮脂の過剰分泌を防いで頭皮環境を整えていきます。レディースバイオで使用されるヘアケア成分はすべて髪と頭皮に優しい天然成分100%になっています。

レディースアートネーチャーでは、厳選された植物から作られた頭皮美容液を使用して頭皮と髪を健康に整えていきます。また炭酸温水でシャンプーを行い、スチームで潤いを与えてマッサージを行います。

リーブ21はマリシルクリームやオゾンスリーミグといった頭皮や髪の汚れを吸着させる方法で徹底的にきれいにします。またリーブ21独自の専門機を利用して頭皮環境を整えていきます。

プロピアはオゾンミスとスチームを使用して硬くなった頭皮を柔らかくします。また頭皮の血流を促進させるためのマッサージや毛穴奥の汚れを吸着させて育毛剤を頭皮全体に噴射します。

病院ではどのような治療をするのか

女性向けの薄毛治療専門外来での治療は、ホルモンバランスや生理活性物質を調整する作用のある外用薬や内服薬を処方して行う保存的療法が中心になります。

女性の薄毛への治療効果は原因によって差がありますが、3カ月から6か月ほどで改善効果の兆しが見られるケースが多くなるようです。

薄毛治療専門外来を訪れるとまずはカウンセリングが行われます。カウンセリングの前に問診票に記入を行い、さらに実際にカウンセラーが症状を確認して患者さんの話を詳しく聞きます。

そして最適となる治療方法その内容そして費用の説明が行われます。ここで納得出来たらそのまま初診を受けるか、もしくは次の予約を入れることが出来るようになります。

初診の際に最初に行うのは頭部の写真撮影です。これは今後治療によってどのように発毛効果が現れているかの確認のために行われます。そして専門医が頭皮や髪の状態を詳しく診察します。

また併せて身体の健康状態をチェックするために血圧測定や血液検査を行います。そして生活習慣や食生活のアドバイスが行われてさらには不安や悩みなども専門医に相談することが出来ます。

検査結果は1週間ほど後になりますのでその頃に再び病院を受診します。検査結果と症状によって治療法が確定されてそれに伴って治療薬が処方されます。

これからは1カ月ごとの診察になりますので外用薬、内服薬共に1カ月分出されます。月の診察料と薬代には健康保険が適用されませんので病院によっても異なりますが、おおよそで3万円ほどかかるところが多いようです。

病院では何かを受診すれば良いか

比較的若い世代の女性でも薄毛でお悩みの方がおられます。若い女性の場合、薄毛は深刻な悩みとなり病院での診察を希望される方も多いと思います。ではその場合何科を受診すれば良いのでしょうか。

女性の薄毛の場合、その原因によって受診する科が異なります。分娩後脱毛症や更年期障害による薄毛の場合は女性ホルモンのバランスが崩れたことによって起こる症状なので婦人科を受診することをお勧めします。

フケの過多や頭皮の痒みがある場合は皮膚科を受診すると良いでしょう。また、ストレスなど心因性の原因が思い当たる場合は心療内科の受診が良い場合もあります。

原因が特定できない場合はまずは皮膚科を受診してみましょう。その場合、病院は個人クリニックの皮膚科では無く様々な科を設けている総合病院を受診することをお勧めします。そこで問診や検査などを行うことで原因に適する科を教えてもらえます。

また近頃は薄毛治療専門の外来を設けている病院もあります。女性の場合、薄毛治療専門外来を訪れるのは抵抗があるとおっしゃる方が多いと思いますが、中には女性が通いやすいように配慮された専門外来やクリニックもありますので事前にインターネットなどを利用して調べてみると良いでしょう。

女性向けの薄毛治療専門外来ではホルモンバランスから頭皮の状態、ストレスによる心因的な原因によるものまですべて診察が可能になりますし、原因に適した治療を行ってもらえます。

原因を究明して治療することで薄毛は治る可能性が非常に高くなります。

女性の薄毛は遺伝するのか

男性の薄毛の場合、遺伝の影響を受けることはよく知られています。では女性の薄毛も遺伝の影響を受けるのでしょうか。

結論から言うと、女性の薄毛も遺伝が関係する現象と言えます。しかし、男性に比べるとその可能性はかなり低いものになります。それは男性の薄毛の遺伝の影響と比べると良く分かります。

男性の場合、男性型脱毛症は父親と母親共に薄毛の場合、薄毛は遺伝します。そして父親が薄毛で母親が薄毛でない場合も薄毛は遺伝します。

さらに父親が薄毛では無く、母親のみが薄毛の場合も薄毛は遺伝します。しかし父親と母親共に薄毛でない場合は薄毛は遺伝しません。

一方女性の場合の男性型脱毛症は、父親と母親共に薄毛の場合は薄毛の遺伝があり、父親のみが薄毛で母親が薄毛で無い場合は薄毛は遺伝しません。

そして父親は薄毛で無く母親のみが薄毛の場合も薄毛は遺伝しません。もちろん父親母親共に薄毛で無い場合は薄毛は遺伝しません。

このように男性の場合と女性の場合では薄毛になる確率に大きな差が見られます。しかし女性でも確率はゼロというわけではないことも理解しておく必要があります。

また、父親母親共に薄毛である方すべてが薄毛になるわけでもありません。大切なのは栄養摂取を含めた毎日のケアになります。

正しいケアを続けることでたとえ薄毛の遺伝子を受け継いでいたとしてもその影響を軽減させることも出来ます。遺伝だからと諦めないで正しいケアを行うようにいたしましょう。

ウィッグをつける

老化による薄毛の場合、若いころのようにふさふさの状態にまで改善することは難しいと言えるでしょう。しかしいくつになっても美しくありたいと思うのが女性です。そこでお勧めなのがウィッグの使用です。

ウィッグは人毛や人工皮膚を使った非常に高価なものから人工毛の比較的安価なものまで様々です。また頭頂部の薄毛をカバーするための部分的なウィッグやすっぽりと被るタイプのフルウィッグもあります。

頭頂部の薄毛をカバーするためにつけるウィッグでは大切なのは地毛の色と合わせるということです。地毛とウィッグの色が違うとカツラをつけていることが一目瞭然になってしまします。

またオーダーメイドになると価格がかなり高いものになりますが、市販されているもので比較的手ごろな価格で良いものがたくさんありますのでとにかくたくさん資料を集めてみてください。

見た目にカツラと分かりにくく、自然なのは人毛を使ったウィッグです。パーマをかけたり地毛に合わせてカラーリングすることも出来ますが価格はかなり高いものになる上、人毛ですので枝毛になったり色が抜けたりするためお手入れも大変です。

一方人工毛は自然さでは人毛には及びませんが、傷みにくく日焼けで色が抜けることもありません。人毛も人工毛どちらのウィッグであっても大切なのはお手入れです。

ウィッグ専用のシャンプーが意外と高価である場合も有りますので事前にしっかりお手入れ法と併せて確認しておくことをお勧めします。

ブラッシングを行う

薄毛の予防には血流を良くすることが大切ですが、そこでお勧めなのがブラッシングです。

「正しいシャンプー方法」の項でもシャンプー前に髪の汚れを落とす目的としてのブラッシングをご紹介しましたが、ここでは血行を良くするための正しいブラッシングの方法をご紹介します。

ブラッシングもただ髪を梳かすだけでは薄毛予防の効果は期待出来ません。ブラッシングを行う際に注意しなければならないのは摩擦です。

特に髪の長い方などはもつれないように毛先から梳かしていくようにいたしましょう。毛先に滑らかにブラシが通るようになったら頭皮から下に向けて梳かしていってください。

ブラッシングは必ず乾いた髪で行います。シャンプー時やシャンプー後の濡れた髪にブラッシングをすると摩擦が起こりやすく、髪を傷めることになります。

ブラッシングに使用するヘアブラシにはナイロン製のものから木製や獣毛製のものがありますが、自分に合ったヘアブラシを選ぶようにいたしましょう。

ナイロン製やポリエチレン製のヘアブラシは安価なものが多くお求めやすいというメリットがある他に軽くて目が詰まっていないものが多いので摩擦が起きにくいというメリットもあります。

しかし、冬場などは静電気が起きやすいので注意しなければなりません。出来るだけ静電気の起こりにくいものを選ぶようにいたしましょう。

木製のヘアブラシは静電気が起こりにくいと言うメリットがある反面硬いので力を入れ過ぎると頭皮を傷つけてしまうというデメリットがあります。

獣毛製のヘアブラシは目が詰まっているので摩擦が起きやすくなりますし、汚れが溜まると雑菌が繁殖しやすくなるので定期的に洗うようにいたしましょう。

生活習慣の改善

女性の薄毛の場合、まずは食生活の見直しです。3食きちんと栄養のあるものを食べているでしょうか。

炭水化物や油ものばかりを食べていると髪に必要な栄養が不足してしまいます。薄毛の解消には亜鉛やアミノ酸、ビタミンB6を中心とするビタミンB群、そしてビタミンAなどが必要なのです。意識して摂るようにいたしましょう。

そしてシャンプーの後、髪を乾かさずに放置していませんか。濡れた髪のまま眠ってしまうと雑菌が繁殖しやすくなりますので必ずドライヤーで乾かしてから休むようにいたしましょう。

また、冬場は厚手のニット帽を被る方がおられますが、長時間の使用は頭が蒸れて雑菌の繁殖に繋がりますのでこちらも注意してください。

良質な睡眠を取ることも薄毛の解消には必要なことです。深い眠りは成長ホルモンの分泌を促進させますのでとても大切です。

逆に睡眠不足の状態を続けていると成長ホルモンが十分に分泌されずに抜け毛や薄毛になりやすくなります。出来れば夜10時から翌2時までの間に睡眠中であることが望ましいと言えます。

そして定期的な運動も薄毛解消に役立ちます。薄毛の大敵は血行不良です。女性は男性に比べて血管が細いので冷え性などを起こしやすくなります。

抜け毛を予防して薄毛を解消するには頭皮のマッサージに加えて運動を行うようにいたしましょう。運動を行うことで身体全体の血流を良くすることが出来ますし、代謝もアップします。